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はじめてのキャンプ レビュー
はじめてのキャンプを購入して読んだのでレビューする。
[編集人]
加藤剛敏
[読んだ理由]
今年キャンプにチャレンジしたいと思っているから
[書評]
初見の感想は、写真も字もめちゃくちゃ多いな!である。圧巻の情報量。当たり前のことだけど大切なこと、全然知らなかったこと、何でもたくさん書いてある。私の持論だが、アウトドアはグッズを使いこなすことが重要と思っているが、まさにそれ。キャンプ場にあるもの、現場の環境を丁寧に説明してくれて、そのあとに必要なグッズを具体的に紹介してくれる。という風に話が進んでいく。その話の展開がスムーズなので読んでいて納得感がある。つまりキャンプのスケジュールや注意点が具体的に想像できて、必要なものやことが分かる。これからキャンプをしようという人にとって名著と呼ばざるを得ない。いくつか要点をまとめる。
1.当たり前だけど大切なこと
キャンプ場によって使える施設が違う。特に、売店・トイレ・シャワー・炊事場・AC電源は要チェック。
荷物は前日までに用意して、当日は余裕をもって早めに出発。予定が狂ってしまう。
ゴミは持ち帰りが大原則。しかしごみ捨て場がある場合もある。
2.知らなかったが、有益な情報
キャンプ場についたら早い段階で隣に挨拶する。顔を知っていると何かあったときも安心。
キャンプ場は標高が高いので夜は冷え込む。夏場は14~16℃、春秋は10℃以下になる。当然寝具は保温性に優れたものが必要になる。また露でテント下部が濡れるので専用のグランドシートを敷く必要がある。
テント内はインナーシートをひくが、寝るときはさらにその上にマットをひき、その上に寝具(シュラフ等)をひく。体が痛くて眠れなかったとならないために。
キャンプは時間割が成功の鍵。始めは欲張ると二兎を追うもの一兎も得ずになり、楽しめない。遊びか料理か他か項目を絞ることが大切。
テントは早めに撤収して裏返して乾かすのが良い。
あとは、3.これでもかというくらいのグッズ紹介、4.レンタル品だけでキャンプする方法、5.買っちゃダメ商品、6.テント設営撤収のポイント、7.親子キャンプ成功のコツ、8.車に積み込む達人技などなど、かなりボリュームのある内容である。これを読むだけでキャンプの玄人になった気分になった。しかし実際は場面場面で臨機応変に対応する力、自分なりに楽しむコツなどが当然重要になってくるだろう。
[今から変える行動]
なし。(今年のキャンプに役立てる)
[本書の評価]
自己啓発役立ち度:★☆☆☆☆
読みやすさ: ★★★★☆
矛盾のなさ: ★★★★☆
コスト: ★★★★☆