[PR]
メモの魔力 レビュー

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
今話題のメモの魔力を読んでみた。
きっかけはテレビで前田社長について放映していたからだ。夜中遅くまで仕事して、家ではホワイトボード等を使ってアイデアをまとめたりして、最後はメモを整理して朝方就寝する。というスタイルで熱心に夢を追いかけている。ナルシスト的な感じが少し苦手なので、中々素直にすごいと思えないが、それでも世の中に認められている人がどんなことを思ってどんな文章を書くのかが気になってamazonでポチった。
【参考になった考え方】
1.メモは、外部メモリの役割だけでなく、考えを構造的に整理し、さらに発展させるものだ。 発展のさせ方として、ある事実をメモし、それを抽象化することで特徴をとらえ、さらに転用することで、具体的に自分に役立てることに変える。
2.大切なのは、解くべき課題を明確にもっているか?当たり前だが、1項は、自分の明確な夢、そしてそこに至るために解くべき課題を設定し、明確に問題意識を持っているかということ。
3.2項の自己分析をするためにもメモは有効活用できる。
前田さんも書いてあるが、何にせよ重要なのは圧倒的熱量である。それがあれば、メモだろうが何だろうが、どんな手段でも用いて何でも叶えることができる。
全くその通りだと思う。しかし、幸せに満たされたこの日常でその熱量を持つのは至難の技だし、当然ながらのデメリット(時間や健康)を考えると、今とるべき道ではないと思う。
そんな自分に必要なのは、熱量のバランス。上手く熱量をコントロールできる人が、継続的に自分なりの幸せをつかめるのではないだろうか?メモはそのための手段として、適宜活用すればよい。そして圧倒的多数の人が、この部類に入るではと思う。
【本書の評価】
自己啓発役立ち度:★★☆☆☆
読みやすさ: ★★★☆☆
矛盾のなさ: ★★★☆☆
コスト: ★★☆☆☆