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ドライバーのスライスに苦しむ
ドライバーのスライス(ボールが右に曲がっていく)に苦しんでいます。
冬はドライバーを練習すべき、との先生の教えから毎日ドライバーを振っていますが、スライス病が治らず苦しんでいます。
今回は先生から追加のアドバイスを頂いたので、その中から私がピンときたものを特に選りすぐってご紹介いたします。
【ドライバーのスライスの具体的症状】
大体下記の3つのパターンでボールが飛びます。
パターン1;25%:
ボールが飛んだ瞬間から右へそれて、最高到達点もかなり右です。
そこからグングン右へ右へ曲がっていき、最終的には右斜め45度周辺へ落ちます。
これは「体が右へ傾斜(後ろのめり)」、「腰が早くまわる」、「手首を返すのが遅い」で発生する現象です。
良いところは、当たりが良く、ロフト角が立っているのでボールが高く飛んでいくところ。
悪いところは、言わずもがなで大スライスです。
パターン2;50%:
ボールが飛んだ瞬間は真っ直ぐ付近だが、やや右に曲がっていき、最高到達点もやや右でそこからやや右に曲がっていく。
最終的には0~右30度周辺へ落ちます。
これは「体がやや右へ傾斜(後ろのめり)」、「腰が早くまわる」、「手首を返すのがやや遅い」で発生する現象です。
良いところも、悪いところもパターン1と3の間です。
パターン3;25%:
ボールが飛んだ瞬間、左へ飛んでいきますが、弾道はかなり低め。
最高到達点も左ですが、高さは低い。
そこから左へ曲がっていく。
最終的には左45~15度周辺へ落ちます。
これは「体が左へ傾斜(前のめり)」、「腰が遅くまわる」、「手首を返すのが早い」で発生する現象です。
良いところは、念願のスライス改善になっていること。
悪いところは、弾道が低いこと、当たった瞬間から左へ曲がりすぎなところです。
それぞれの特徴をまとめると、以下の表のようになりそうです。
パターン (発生確率) | 体の傾斜 | 腰の回すタイミング | 手首を返すタイミング | 飛球方向 |
1 (25%) | 右 (後ろ) | 早い | 遅い | 右45° |
2 (50%) | やや右 | やや早い | やや遅い | 0~ 右30° |
3 (25%) | 左 (前) | 遅い | 早い | 左45 ~15° |
目標 | 右 (後ろ) | 遅い | 早い | 左15 ~0° |
体の傾斜:
右傾斜が良い。
ロフトが立ち、弾道が高くなり、かつダフりにくくなる。
腰や手首を返すタイミング:
腰より手首を早く返す必要あり。
腰>手首だとスライス。
腰<手首だとフック。
但し意識すると、左傾斜になりやすい。
目標は、パターン1と3の間なのですが、腰と手首を意識すると、体の傾斜が左傾斜で前のめりになりがちで成立しません。
無理やり両方を成立させようとすると、変な動きになるのか、ボールに当たりません。
空振りしたり、地面を叩いたりします。
それでスイングがおかしくなり、先生からは
「変な動きになっているからあまり意識せずで」
と言われてしまいます。
これでもパターン2の確率が格段に上がった方です。
最初の頃は、1か3しかありませんでした。
先生からすると、体の動きを改善して一気に目標の動きになるのは難しいので、一旦パターン2の動きで良し、としてそこから徐々に目標に向かって改善していくほうが良いとのこと。
~グリップの工夫~スライス改善の最善の処方箋
スライス改善の最善の処方箋としては、グリップをかぶせるようにすることが良いとのこと。
早速試してみます。
まずは自然にグリップを握り、グリップエンドをお腹につけます。
その際のクラブヘッドがどこに向いているか?
私は飛球方向を向いていました。
先生からは、それでスライスが出るならもっとヘッドが下を向くようにすべき。
斜め下45°くらいで良い。とのこと。
左手の指からかぶせるようにして握り、その後右手を握る。
そうしてグリップエンドをお腹につけて、再度試してみると、斜め下45°を向きました。
早速ドライバーを打ってみます。
左に飛びました!
先生いわく、
「体の主な動きは問題ない。
あとはタイミングだけ。
タイミングは一気に改善するのは難しいときがある。
なのでスライスが治らないなら、グリップをかぶせてでも治せばよい。
それで練習を重ねれば、自然とクラブヘッドが先に走り始めるので、そうなるとボールはどんどんフックして左へ飛ぶようになる。そ
の状態になったら徐々にグリップを元に戻していけば良い。」
なるほど。確かにその通りだと得心しました。
これでパターン2の改善バージョンとして、パターン2.5が量産できそうです。今
後はパターン2.5が100%出せるようになり、そこから徐々に手首を返すタイミングを改善して、フック回転させ、そして最後にグリップを元に戻していくようにしていきます!
ドライバー改善でティーショットで150~180ヤード飛べば、あとは200ヤードを切っています。
そこから精度の高いアイアンでミスなくショットを重ね、アプローチも寄せではなく、乗せにこだわり、パターを確実にしとめる方法で、100切りを目指します。