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自分でできる花粉症対策12選

私はアウトドアが好きです。
アウトドアといえば、春と秋が最も気候が良く、向いているのですが、大きな障害があります。
それは花粉症です。
大学生の頃に違和感を感じていましたが、社会人になって明確に花粉症を認識しました。
花粉症本当につらいですよね。
今回は自分でできる花粉症対策についてご紹介いたします。
花粉症とは
まず花粉症とは、季節性アレルギー性鼻炎といって、その名の通り、植物の花粉に対してアレルギー反応を起こすことです。
花粉症のメカニズム
このアレルギー反応は本来は生体に必要な免疫システムです。
体に有害な物質(花粉)が体内に入ってきたときに、まずその物質を認識して覚え(抗体ができる)、次にその物質が体内に入ってきたときに追い出そうとしてアレルギー誘発物質(ヒスタミンなど)が発生します。
このアレルギー誘発物質が目や鼻などの知覚神経を刺激することで、くしゃみ、鼻水、鼻つまりなどの様々な不快な症状を引き起こします。
花粉症を引き起こす花粉
花粉症を引き起こす花粉は植物の中でも限られていています。
○スギ花粉:花粉の飛散量が日本で最も多いです。2~4月頃に飛散します。
○ヒノキ花粉:スギ花粉の次に飛散量が多く、飛散距離も長いです。4~5月頃に飛散します。
○ブタクサ花粉:最近増えている花粉症の花粉です。飛散距離は短いです。7~10月の秋に飛散します。
○イネ花粉:飛散は5~6月ですが、稲刈りシーズンでは花粉が巻き上がるので注意が必要です。
それでは早速自分で出来る花粉症対策を紹介してまいります。
自分で出来る花粉症対策12選!
花粉症は上記の通り、アレルギー反応です。
対策としては、アレルゲンとなる花粉が体内に入ってもアレルギー誘発物質を出さないか、そもそも花粉を体内に入れないか、の2つの方法に絞られます。
自分で出来る対策は、後者の花粉症を入れない、に焦点をあてたものになります。
1.マスクを正しく着用する
まずは自分の身を守るためにマスクは必ず着用しましょう。
とにかく花粉を体内に入れないことが重要です。
ただしマスクを正しく着用しないと意味がなくなります。
○鼻はしっかり隠す
○アゴまでしっかりとかける
○隙間がないかを確認して微調整する
上記を確認してマスクの効果を100%にしましょう。
2.天気や時間帯に合わせて外出をコントロール
花粉は、屋外の地面に落下します。
しかし気温が上昇すると空気と一緒に空気中に舞い上がり、人の呼吸とともに体内に侵入してきます。
気温が上昇する「晴れ」や「風の強い日」、時間帯でいうと「昼12~15時」は特に外出を控えるようにしましょう。
どうしても外出が必要な場合は、徹底的にマスクや服装の対策を実施しましょう。
3.表面がつるつるしている服装にする
花粉がつきにくい服装にしましょう。
ウール、アクリル系の服は、毛先が細く表面も粗いため、摩擦係数が大きく、摩擦による静電気で花粉を呼び寄せてしまいます。
できるだけポリエステル、綿系の生地にしましょう。
摩擦係数を小さくすることが大切ですので、表面がつるつるした服を着ましょう。
4.洗濯には柔軟剤を使う
洗濯をする際には是非柔軟剤を使ってください。
柔軟剤を使うことで、服の繊維の毛先がなめらかになって、摩擦係数が小さくなります。静電気が小さくなって、結果的に花粉の付着を最小限に抑えることができます。
春、秋だけでよいので柔軟剤を使ってみてください。
5.掃除機を丁寧にかける
どれだけ対策しても必ず家の中に花粉が入ってきてしまいます。
掃除機をかけて花粉をフィルター内に閉じ込めてしまいましょう。
とはいっても掃除機の吸気&排気で花粉が舞い上がってしまうことも心配です。
それでも丁寧に掃除機をかけて舞い上がって落ちてきた花粉も補足しましょう。
地味な作業ですが、地味に効果がありますよ。
6.帰宅時に花粉を払い落とす
こちらの対策も地味ですが、効果を発揮します。
帰宅した際に、自分の手のひらで、自分の服についた花粉を払い落としましょう。
できるだけ家の中に進入する花粉を減らすことが重要です。
一度家に入ってしまった花粉は、掃除機くらいでしか追い出すことが難しいので進入対策を徹底的にやりましょう。
7.布団を外に干さない、空気清浄機を使う
布団や服は、やはり太陽の光を当てて、天日干ししたくなりますが、春・秋は我慢です。花粉がついてしまい、部屋内に進入してしまうからです。
またどうしても入ってしまった花粉は空気清浄機などを使って捕まえてしまうのも良い方法です。
8.たっぷり睡眠時間をとる
ここからは、花粉シャットアウト対策でなく、自身の抵抗力を高める対策になります。
まず第一にたっぷりと睡眠時間を取りましょう。日本人、特に働いている人の平均睡眠時間は6~7時間と言われています。
十分に睡眠できているでしょうか?
ちなみに私は5~6時間程度で十分に睡眠できているとはいえず、翌朝起床した際もまだまだ眠たい気持ちが勝ってしまいます。
しかしそれでは抵抗力も落ちて、花粉症の症状もひどくなってしまいます。
しっかりと、できれば8時間くらいを目安に睡眠して体力回復してください。
9.青魚に含まれるEPAを摂取する
青魚の油分に含まれるEPA(エイコサペンタ塩酸)には、免疫系に働きかけて異常になってしまった細胞を正常に戻す力があります。
肉も良いですが、魚もたくさん食べて、免疫系を強化して花粉症に備えましょう。
10.ネバネバ系の食品を食べる
オクラ、レンコン、納豆、ヨーグルトなどは見た目はネバネバしていますが、腸内環境を整える力があります。腸内環境と免疫系には深い関係があると言われていて、ネバネバ系の食品を食べると花粉症に効果があると考えられます。
実際私の友達はヨーグルト(R-1)を飲むようになって、花粉症が少し楽になったといっています。
11.お酒を控える
お酒を控えることと、ネバネバ系の食品を食べることは実はほぼ同じ意味になります。
お酒を飲むと利尿作用によって、体自身は脱水気味になります。そうなると粘液系に潤いがなくなり、有効に機能しなくなります。
ネバネバ効果も同じで、粘液系が強くなりますので、やはりアレルギー反応に対しては粘液系が強いほうが効果がありそうです。
12.過敏に意識し過ぎない
自分でできる花粉症対策で最も重要なのが、「自分が花粉症だ」と過敏に意識し過ぎないことです。
簡単にいうと「気にしすぎるな」です。
病は気からとはよくいったもので、花粉が辺り一面に舞い上がっていると思えば思うほど、何となく鼻もムズムズしてきます。
全く気にとめず対策を一つも取らないのはいけませんが、あまり気にしすぎてもNGです。
「対策は取る、しかし気にはしない」の精神で、深く考えず対策だけは抜けなくきっちり取っていきましょう。
花粉症と上手く付き合おう!
花粉症対策は十分取るべきですが、どこまでいっても完治するわけではありません。
これから一生付き合っていく覚悟をもって、上手にコントロールする必要があります。
花粉症は嫌だと考えるのが普通ですが、それでも完治する薬があるわけではないので、
各人が正しい知識をもって、適切な対策を取り続けるしかありません。
花粉症と上手に付き合って、楽しい人生を過ごしましょう。